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ごあいさつ

交通事故のない「安全で安心な交通社会」の実現を目指して

一般財団法人  和歌山県交通安全協会
会長  松 本  公 望

 県民の皆様には、平素から交通安全活動に深い御理解と御協力をいただくとともに、当協会の活動に御支援を賜り、厚くお礼を申し上げます。

 私は、令和5年2月の理事会で当協会の会長(代表理事)に選定されました。
 今後、溝端莊悟前会長の意思を引き継ぎ、県民の皆様が安全に安心して暮らせる交通事故のない社会の実現に向けて努力してまいります。

 当協会は、昭和23年(1948年)に設立され、75年にわたり、和歌山県内において、交通事故防止のための交通安全活動を展開してまいりました。

 近年の交通情勢は、人身交通事故の発生件数は減少傾向にあり、「第一次交通戦争」と呼ばれた昭和46年(1971年)に発生件数10,122件、死者215人を数えた人身交通事故は、警察をはじめとした関係機関・団体の皆様の賢明な御尽力により、令和4年には、発生件数1,389件、死者24人と大幅に減少しました。
 しかしながら、依然として飲酒運転による交通事故が発生しているほか、高齢者の関係する事故が増加していることなど、課題も山積しています。
 また、新たに全ての自転車利用者に対する乗車用ヘルメットの着用が努力義務化されるとともに一定の基準に該当する電動キックボードは、「特定小型原動機付自転車」となるなど、交通社会を取り巻く環境も変わりつつあります。

 当協会といたしましては、警察や交通関係ボランティアの皆様と連携を図りながら、積極的に交通事故防止に関する啓発活動など、各種交通安全活動を展開してまいります。
また、当協会の活動は、ひとえに当協会の活動趣旨に御賛同いただいた会員の皆様によって支えられておりますので、県民の皆様方には、引き続き御支援・御協力を賜りますようお願い申し上げ、就任のごあいさつとさせていただきます。
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